“湿度”と素材の関係を知らないと失敗する」——見た目だけでは選べない建材の話
その素材、湿気と相性いいですか?
「この床材、オシャレで気に入った」
「無垢の木、やっぱり憧れる」
でも、日本の気候=高温多湿。
素材の選び方を間違えると、カビ・反り・劣化などの“後悔”が起きやすいのです。
素材には“呼吸”させる設計が必要
住宅設計では、
見た目だけでなく、“湿度との付き合い方”を素材ごとに設計します。
- 無垢材は季節で伸縮する前提で“逃げ”をつくる
- 土壁や漆喰は“調湿性”を活かすレイアウトにする
- 水回りは素材同士の相性まで考慮して組み合わせる
つまり、素材×湿度=空間の長寿命性なのです。
店舗デザインでは“素材の変化”も演出になる
店舗設計では、
「湿度で変化する素材」を“演出”として活かすこともあります。
- 鉄や真鍮が経年で変化する“空気感”をつくる
- 天然素材のエイジングを“ブランドらしさ”に変える
- 調湿素材で“空気の質感”自体を店舗体験にする
湿度がもたらす素材の変化は、欠点ではなく設計要素になり得るのです。
香川のような気候でこそ“湿度設計”が活きる
私たち香川オフィスでは、
瀬戸内の穏やかな気候を活かしつつ、湿気を吸ったり吐いたりする素材の選定を徹底しています。
- 風通しを意識した断面構成
- 素材が湿気と調和するような配置
- 外と中をつなぐ“中間領域”で湿度を逃す工夫
こうしたアプローチが、素材と共に生きる建築を支えています。
コメント
コメントを投稿