「匂い・香りが導く空間体験」——目に見えない設計の力
香りは建築の“第六の要素”
建築を語るとき、私たちは「形・素材・光・色・音」について触れることが多いですが、
忘れられがちな要素が “香り” です。
香りは記憶と直結しており、空間の印象を強烈に残します。
住宅と香りの設計
失敗しない家づくりでは、
換気計画や素材選びが香りの質を決めます。
- 無垢材や漆喰の自然な香り
- 庭から漂う草木の香り
- キッチンとリビングの匂いを分ける設計
香りは“暮らしやすさ”を左右する隠れたデザイン要素です。
店舗における香りの演出
店舗デザインでは、
視覚だけでなく嗅覚へのアプローチが集客力を高めます。
- コーヒーショップの焙煎香
- アパレル店舗のブランドフレグランス
- 和菓子店の甘い香り漂う外気への設計
香りは「また来たい」と思わせる最大の要因のひとつです。
都市空間と香りの記憶
香川オフィスの事例では、
地域の香りが都市の記憶そのものをつくります。
- 海辺の潮の香り
- 瀬戸内の柑橘の香り
- まちのパン屋から漂う香り
街並みの体験は、香りとともに記憶されます。
香りを可視化する試み
KAWAZOE-ARCHITECTSのMetabrain Labでは、
香りを「拡散シミュレーション」として扱う研究も行っています。
- 換気と香りの流れを解析
- 香りの分布をVRで体験
- 店舗空間における香りの最適化
見えないものをデザインすることが、次世代の建築に欠かせません。
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