“外壁の素材”が語る、建築のキャラクター
建物は“顔”で語りかけてくる
街を歩いていて、ふと気になる家。
それは、外壁の素材感がもたらす印象の力かもしれません。
無機質な金属、ぬくもりのある木、品のある左官仕上げ——
素材の選び方一つで、建築の性格や空気感は大きく変わります。
外壁は“デザイン”だけで選ばない
私たちの住宅設計では、
外壁を単なる意匠ではなく、**環境に応じた“外皮”**として設計します。
- 塩害地域ではメンテナンス性に優れた素材を
- 高温多湿な地域では通気性や蓄熱性に配慮
- 日差しの強い南側には遮熱効果のある仕上げを
見た目と性能を両立させるのが建築家の腕の見せどころです。
素材の“エイジング”も計算する
素材の選定では、**時間による変化(エイジング)**も重要です。
- 錆びて味わいが増すコールテン鋼
- 雨風で色味が深まる杉板
- 光を反射しにくいマットな左官仕上げ
経年変化が建物と住まい手の物語になるよう、素材を選びます。
外壁が“まち並み”を変える
私たちが手がける店舗デザインでも、
外壁の素材選びはまちとの関係性を築く第一歩です。
硬質すぎず、個性的すぎず、
その地域に合った“ちょうどよい主張”を持つ素材を選んで、
風景をつくる建築を意識しています。
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