屋根のかたち”がまちの風景をつくる」——建築の輪郭が与える印象とは?

 

屋根は、建築の“輪郭”を決める


建物の屋根のかたちは、
空に向かってひらかれたそのシルエットだけで、
まちの風景に強く印象を残します

とがった屋根、ゆるやかな片流れ、軒の深い平屋——
それぞれの輪郭が、まちをかたちづくっているのです。


屋根から始まる設計もある

私たちの住宅設計では、
屋根のかたちを「最後」ではなく「最初」に決めることもあります。

  • 周辺の建物に調和するための勾配

  • 日射や風向きへの配慮による形状の工夫

  • 軒や庇の出によってつくられる外部空間の質

屋根は、ただの“上のフタ”ではなく、空間全体の骨格なのです。


まちに寄り添う屋根のデザイン

都市部の密集地では特に、
屋根のかたちひとつでまちの印象は大きく変わります。

屋根の高さや勾配、素材の色合いによって、
まちの空の抜け方や風景のやわらかさも左右される。

だからこそ私たちは、まちにやさしい屋根の輪郭を大切にしています。


風景をつくる、静かな存在

屋根は主張しないけれど、確実にまちの風景を変える存在です。

私たちはこれからも、
まちの中で静かに呼吸するような、
やわらかな輪郭を持つ屋根のある建築を提案していきます。

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