建物の“奥行き”が、まちの奥行きをつく
まちに奥行きを与えるのは、建築の奥行きかもしれない
私たちは普段、街を歩くときに「正面」ばかりを見ているようで、
実は、建物の“奥”に何があるかを感じ取っています。
- 奥に光が見える
- 中庭が垣間見える
- 通りから玄関までがじわじわと導かれる
そんな奥行きのある空間が連続することで、
まちには**「厚み」や「余白」**が生まれていきます。
奥行きがある建築は、まちに安心感をもたらす
私たちの住宅設計でも、
空間に段階的な奥行きをもたせることで、
訪れる人や暮らす人が自然と心地よさを感じられるよう工夫しています。
また、店舗設計でも、
入口からすぐにすべてを見せるのではなく、
「奥に何があるのか」を感じさせるレイアウトを考えることがあります。
この**「すべてを見せない設計」**が、
街に奥行きと物語をもたらします。
まちに“引き込まれる感覚”を生む建築
ガラス越しに奥まで視線が抜ける店先や、
通りから玄関へ続く小さなアプローチ、
塀の隙間から見える庭の緑——。
それらはすべて、街を歩く人の視線や想像を奥へ奥へと誘導する装置です。
奥行きがあるから、街にリズムが生まれ、
まちを歩く楽しさが生まれていきます。
空間に厚みを、まちに深みを
奥行きとは、ただの距離ではありません。
空間の重なり、時間の流れ、人との関係性が重なる**“層”のようなもの**です。
私たちはこれからも、建築の奥行きがまちの未来に深みを与えるような、
そんな設計をしていきたいと考えています。
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