建物の“音”が、まちにリズムを与える
建築は“音”とも対話している
街を歩いていると、
足音、自転車のベル、店から漏れる音楽、
そして時には鳥の声や風の音が聞こえてきます。
これらの**“音のレイヤー”が重なって、街にリズムが生まれています。
そしてそのリズムに影響を与えているのが、実は建築のつくり方**なのです。
音をデザインするという視点
「音がどう響くか」「どこに抜けるか」「どこで反射するか」まで設計に取り込んでいます。
- 路面から店内に漏れるBGMのバランス
- 吹き抜け空間の反響音の扱い
- 通りに対する開口の取り方による音の流れ
こうしたディテールの積み重ねが、まちの音風景=サウンドスケープを形づくります。
静けさもまた、設計できる
建築の中には、
あえて音を吸収し、外界から切り離すような空間も必要です。
- 中庭に囲まれた静かな書斎
- 雑踏を感じさせない落ち着いたカフェ空間
- 音が染み込むような素材と構成
そうした“音の静けさ”があることで、
街は緩急を持ったリズムを手に入れます。
音が心地よく巡るまちへ
建物の断熱や遮音性能が問われる時代だからこそ、
ただ「音を遮る」のではなく、
どう響かせるか/どう抑えるかという感性が求められます。
音を意識した建築が増えれば、
まちはもっと人にやさしいリズムを手に入れるはずです。
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